ローラ再生装置(ARS)※特許第6535567号・6535568号
2016年9月より、弊社は輪転機の中で使用されるゴムローラーの再生装置の販売を開始しました。
長年使用されたゴムローラーは、表面の鏡面化、硬度の増加、細りなどが発生するため、定期的にゴムの巻替えを行っています。そのための費用は多大であり、印刷工場の課題の一つです。そこで、約2年の歳月をかけ、ごく僅かなコストでゴムローラーを再生させる装置を開発しました。本装置による再生時間は、1本あたり30分程度であり、整備作業に組み込むことも可能です。
弊社は本装置を全工場に導入し、東京機械製作所製輪転機、三菱重工印刷紙工機械製輪転機、GOSS製輪転機のいずれにおいても安定稼働し、ローラー巻き替え費用の削減効果を上げています。
JANPS 2015に出展して話題を呼び、2017 年度には日本新聞協会賞を受賞しました。JANPS2018にも出展し、朝日新聞以外の新聞印刷工場にも広がりを見せています。
PDFダウンロードリンクより新聞用ローラ再生装置の概要パンフレットをダウンロードいただけます。
2020年春より、商業オフ輪用ローラ再生装置の販売を開始しました。三菱重工印刷紙工機械製、小森コーポレーション製それぞれのA判輪転機、B判輪転機に対応します。
径は72mm~142mm、ゴム面長は最大1160mm、軸全長は966mm~1280mmに対応しています。なお、ローラの種類により、標準アタッチメント以外に特注アタッチメントが必要となる場合があります。
下記より商業オフ輪用ローラ再生装置の概要パンフレットをダウンロードいただけます。