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朝日新聞グループの総合印刷会社として、朝日新聞をはじめ、読売新聞や東京新聞など様々な新聞や出版物を全国7工場で印刷しています。近年はデジタル印刷への取り組みや、朝日新聞社より工程管理業務や生産管理業務を受託するなど、業務の範囲を拡大しています。
朝日新聞グループの総合印刷会社として、朝日新聞をはじめ、読売新聞や東京新聞など様々な新聞や出版物を全国7工場で印刷しています。近年はデジタル印刷への取り組みや、朝日新聞社より工程管理業務や生産管理業務を受託するなど、業務の範囲を拡大しています。
―輪転機による新聞印刷―
中戸川健太
築地製作部
2021年10月入社
――現在、担当している業務を教えてください。
私は入社以来、ずっと輪転機を使った新聞の印刷作業に携わっています。最初は川崎工場に配属されていましたが、今年から築地工場の製作部員として、朝刊夕刊の印刷を担当しています。
――出勤から退勤までの平均的な1日のスケジュールを教えてください。
私の仕事は夜勤が基本となっています。まずは夜19時に出勤し、その日の朝刊のページ数などに関する打ち合わせをします。その後、インクを輪転機にのせるなど、朝刊を刷る準備をします。この作業が終わるのが21時ごろ。それから食事を済ませ、22時から輪転機に印刷のための版を装着します。その後、22時30分ごろから深夜2時40分くらいまで、ひたすら新聞紙面を印刷します。
その後、1時間ほどかけて輪転機から紙を抜き、インクを閉め切り、後片付けや清掃を行います。そして3時くらいに退勤します。その後、仮眠をして、朝10時から今度は夕刊を印刷するための準備をします。夕刊の印刷は正午くらいから始め、1時間ほどで終わります。その後、1時30分くらいから輪転機の清掃やローラー交換などの整備を行い、17時30分に退勤。これが1回の勤務の基本サイクルとなります。
――毎日の業務ではどんなことに留意していますか。
輪転機はスイッチを押せば、あとは放っておいてもきれいな新聞が印刷されるというものではありません。大量に印刷をするので、どうしてもなかには忠実に写真や色が再現されていなかったり、汚れがついてしまったりする紙面が出力されます。そこで入稿された正しい原稿が表示されているモニター画面を見ながら、色ずれを補正したり、色調整を行ったりしなくてはなりません。とりわけ広告紙面を、いただいた原稿の通り、きれいな色で再現することは私どもの重要な任務です。
――この仕事の難しさとやりがいはどんなところにありますか。
輪転機のような大きな機械を扱う経験は、この会社に入って初めてでした。ですから、最初は慣れるまでにけっこう時間がかかりました。でも自分が一生懸命調整し、刷り上がった新聞が毎日、読者に届くことは大きなやりがいです。自分が印刷した新聞を、知人の家で目にした時などはやはりうれしいですね。
――朝日プリンテックに入社された決め手、動機を教えてください。
前職ではテレビ局でニュースに関わる仕事をしていました。テロップやCGをつくり、情報をわかりやすく伝えることがミッションでした。でも前々から、新聞というメディアに魅力を感じていたんです。スマホやネットは電波が通じなかったり、停電やバッテリーが切れたりした時には使えず、役に立ちません。でも新聞は、災害などで電波や電気が通じていない場所にも、必要な情報を伝えることができるからです。朝日プリンテックの求人を知り、そんな新聞に携われるなんて素晴らしいと思い、この会社に転職しました。
――職場の雰囲気はいかがですか。
上司や先輩は優しくていい人が多いですね。自分が所属している部署は、輪転機という大きな機械を扱うこともあり、事故を起こさぬよう、先輩や後輩との日頃からのコミュニケーションがすごく大事です。みなさん仕事だけではなく、プライベートでもとても仲がいいですね。年の離れた先輩とも、毎日楽しく仕事をさせていただいています。製作部には野球や釣り、車や旅行など、様々な趣味をもっている人がいます。自分は旅行が大好きなので、旅行が好きな先輩とよく情報交換をしています。
――朝日プリンテックにはどんな人が向いていますか。どんな人と一緒に働きたいですか。
新しいことに挑戦したい人が向いていると思います。この仕事では輪転機のように、普通では触ることができない機械を使って仕事をします。印刷技術について、学べることも多いです。自分は輪転機など見たことも、触ったこともなかったけれど、新しいことに挑戦したいという気持ちがあって、朝日プリンテックの求人に応募しました。今まで経験したことがない、新しいことに挑戦したいという人を、ぜひお待ちしています。
――今後、目指すキャリアや目標を聞かせてください。
自分は今、新しい人がいつ入社しても、スムーズに業務に取り組めるよう、輪転機の使い方や業務内容をわかりやすく動画で周知する取り組みを行っています。これからも、どんな人が入ってきても快適に楽しく働ける環境づくりを、自分の得意な動画でやっていければと思っています。
中戸川健太さんの1日の流れ
―印刷工程と輸送の監視―
平松翔伍
東京工程管理部
2015年12月入社
――現在、担当している業務を教えてください。
私は入社して7年間、輪転機を回して新聞を印刷する業務に携わっていました。その後、現在の東京工程管理部に異動しました。部には50人ほどのスタッフがおり、輸送工程グループと紙面グループからなります。私は輸送工程グループに所属し、印刷工場から販売所までの輸送、印刷工程に問題がないかを監視しています。
――出勤から退勤までの平均的な1日のスケジュールを教えてください。
私どもの業務は三つのシフトがあります。一番遅いシフトの場合、20時に出勤し、日勤者からの引き継ぎを行います。21時30分くらいから朝刊の輪転機が回り始めるので、全工場が刷り終わる深夜2時くらいまで印刷工程を監視します。輪転機が回り始めて1時間ほど経つと輸送トラックが動き始めるので、並行して輸送の監視も行います。この間、何かトラブルがあった時には対応します。新聞紙面が全ての販売所に到着する朝の4時ごろに、この日の業務は終了します。その後、仮眠をとり、10時に出勤。夕刊の工程と輸送の監視を12時から16時くらいまで行います。その後、夜勤者への引き継ぎや雑務を行い、18時に退勤します。この夜勤と日勤の組み合わせが、1回の勤務の基本パターンになります。
――輸送や印刷工程の監視では具体的にどのようなことを行っているのですか。
印刷の工程管理では、各工場で輪転機が予定の時間通り回っているかを、各工場のモニター画面で監視します。輪転機が長い時間止まるなどした場合は、工場に電話をかけ、どのような状況なのかを伺い、必要な部門に伝達します。場合によっては、他の工場に印刷を移行し、印刷の遅れを最小限に抑えます。
輸送に関しては、販売所から「時間通り新聞が届いていない」、輸送会社から「トラックが故障した」などの連絡が来れば、応援車を手配するなど対策を講じます。印刷工場から販売所までの道路で事故や通行止めがあれば、「この道を迂回(うかい)してください」と輸送会社に伝えたりもします。
――毎日の業務でどんなことに留意していますか。仕事のやりがいはどんなところにありますか。
毎朝、新聞を楽しみにしている読者のもとに新聞を届けるために、販売所へ確実に決まった時間に輸送することが、私どもの最大の使命です。そのために、日頃からトラブルを少しでも事前に抑えるための情報収集を行い、何かあった時には迅速な対応ができるよう日々、試行錯誤しながら知恵を絞っています。毎日、何事もなく、決められた時間に販売所に新聞が届けられた時、ほっとするとともに、この仕事のやりがいを感じます。
――朝日プリンテックに入社された決め手、動機を教えてください。
私はもともと新聞というメディアに興味があって、大学時代は学生新聞をつくる活動をしていました。新聞は私にとって一番身近で、信頼できるメディアでした。そんな新聞に関わる仕事をしたいと思っていた時、たまたま朝日プリンテックの求人を見つけて応募したんです。
――職場の雰囲気はいかがですか。
とても和気あいあいとしています。工程管理部は年齢層が幅広く、かなり年上の方もいらっしゃいますが、みなさんフランクで、何でも気軽に相談できます。部内でも人によって得意不得意な分野があるので、私が得意な分野については先輩から聞かれたり、相談されたりすることもあります。そんな風に年齢や社歴に関係なく、みんなで力を合わせて仕事をする環境が気に入っています。先輩後輩と飲みに行ったり、野球や競馬を見に行ったり。プライベートでもみんな仲がいいですね。
――朝日プリンテックにはどんな人が向いていますか。どんな人と一緒に働きたいですか。
転職では会社になじめるか不安を感じる方も多いと思いますが、コミュニケーションは数をこなせば誰でも慣れるし、うちの会社はどんな人でも溶け込みやすいと思います。やはり社会人としての基本、元気にあいさつができて、努力する姿勢を忘れないことが一番大事だと思います。まずは言われたことをきちんとこなし、基本的なことを積み上げていけば、仕事はできるようになっていくと思います。
――今後、目指すキャリアや目標を聞かせてください。
現在、私は輸送工程グループに配属されて3年目ですが、まだまだ知らないことがたくさんあります。日々の業務を通じて、さらに幅広い知識やノウハウを身につけていきたいですね。やがて後輩がたくさんできた時には、どんな質問にも自信をもって答えられる。そんなみんなから頼られる存在になりたいです。
平松翔伍さんの1日の流れ
―経理業務―
奈良虎哲
経理部
2021年7月入社
――現在、担当している業務を教えてください。
私は入社から一貫して、経理部で働いています。担当業務は入出金や伝票処理、予算の策定、経理に関する社員からの問い合わせや相談への対応などです。決算期には決算のための業務で忙しくなります。
――出勤から退勤までの平均的な1日のスケジュールを教えてください。
毎日、10時に出社し、11時から部会が開かれます。午前中は月次の分析資料などを作成することが多いです。お昼ご飯はたいてい13時くらいから、朝日新聞社の社食で食べています。午後はたいてい工場スタッフからの経理処理に関する相談に対応しています。工場で何かを購入する際にどのような科目で処理すれば良いか。予算をオーバーする時はどうすればいいか。そのような問い合わせや相談にのっています。14時から15時くらいは、売り上げや人件費の付け替えなどの伝票処理を行います。その後、部内の会議があり、日頃の業務での課題や疑問を共有したり、相談したりしています。普段、残業はほとんどありません。たいてい18時には退社しています。
――普段のルーティンワークとは別に、時期によって生じる業務はどのようなものがありますか。
毎月20日ごろには、給与の支払い作業が発生します。月末には税金などの支払い作業が増えます。また決算期の4月や10月には、決算書の作成や税金の申告など、決算のための業務がメインとなり、残業も多少発生します。12月や1月には予算のヒアリングを行ったりもします。
――仕事のなかでやりがいを感じる場面を教えてください。
経理は数字をもとに経営や現場を支える仕事です。数字上の間違いは許されません。責任感と緊張感がともなうだけに、決算をしっかり行えたり、正しい月次の分析作業や適切な予算配分ができたりした時などは、すごくやりがいを感じます。
――朝日プリンテックに入社された決め手、動機を教えてください。
理由は二つあります。一つはこの会社は未経験からでも、経理や総務の仕事にチャレンジできる環境だったこと。もう一つは、面接の雰囲気がとても良かったことです。面接官との会話から、この会社は社員を大切にし、私のいいところを引き出してくれそうだと感じました。この会社なら自分の力を発揮して、自分らしく働けるのではないかと思ったのが入社の決め手です。
――職場の雰囲気はいかがですか。
経理部員は現在、7名。年齢層は幅広く、20代は私だけですが、和気あいあいとした雰囲気で働きやすいです。本社オフィスというと固い雰囲気を想像する方もいるかもしれませんが、そんなことはまったくありません。毎日の朝会では業務上の相談だけではなく、プライベートな話題で盛り上がることも多いです。冗談も飛び交い、何でも話せる開放的な雰囲気です。
――朝日プリンテックにはどんな人が向いていますか。どんな人と一緒に働きたいですか。
素直な方が一番だと思います。経理部というと、ひたすらパソコンと向き合っている姿をイメージするかもしれませんが、思った以上にいろんな部署の方と接する機会が多い職種です。ですからコミュニケーション力も大事です。社内外含め、いろんな方と信頼関係を築いていくうえでも、素直な性格の方のほうが向いていると思います。経理の仕事は着実に知識を積み上げていくことが大事なので、素直な人のほうがのみ込みも早く、伸びると思います。
――今後、目指すキャリアや目標を聞かせてください。
経理の仕事は、自分の性格にはとても合っていると思っています。ですから今のまま、経理の仕事を極めるキャリアを積んでいきたいです。ですが3年間働いてきたなかで、他の部門での業務経験があれば、もっと良い判断ができたのではないかと思うことが何度かありました。そこで一度、経理以外の様々な部署を経験してみることも有益だと思っています。そのうえで経理に戻ってくれば、より経営や数字を俯瞰(ふかん)的に、現実に即して見ることができ、より良い仕事ができるのではないかと思います。
奈良虎哲さんの1日の流れ
古江惟吹
築地工場製作部
2022年新卒入社、大阪府出身、高専卒
製作部で新聞印刷の仕事をしています。機械のオペレーションや整備が主な業務です。
色に関する仕事をしてみたいと思ったことが入社のきっかけです。朝日プリンテックは、社内でQC(品質管理)大会を開催していて、関連会社を含む全国20以上の工場のメンバーが、見本に限りなく近い色を再現するため、切磋琢磨する機会があります。そこでチームのメンバーとして上位に入るために試行錯誤することがとても楽しいですね。
一昨年の大会では、私を指導してくれた先輩を中心とするチームが1位に輝きました。とってもうれしかったですし、みんなで一緒に喜びを分かち合いました。
入社してからまもなく3年になりますが、まだわからないことも多く、印刷の仕事は奥が深いと感じています。
新聞の印刷現場では、大事件が発生して号外を発行したり、新しいニュースが飛び込んできたり、記事が急に差し変わったりする場面も多くあります。的確な判断力と臨機応変に対応する柔軟性が求められるので気を抜くことはできません。不良品を見逃してしまうと、刷り上がった大量の新聞が積み込まれたトラックの中からその不良品を回収するために、10人がかりで探さなくてはならなくなることも。
ですから、不良品を見つけたときにしっかりと取り除かないといけません。自分はトラブルがあると焦ってしまうタイプなので、冷静に行動できるよう、心がけながら仕事をしています。
機械を扱うので、どうしてもうまく印刷ができない時など、課題にぶつかることもあります。そんなとき、私たちの職場ではチームみんなで話し合って解決方法を探っていきます。年次に関係なく自分の意見を出すので、限られた時間の中で試行錯誤を繰り返しながらみんなで数学の難問を解いていくような、そんなワクワク感もあって、モチベーションにつながっています。
学生時代から数学の問題を解くことが好きでした。ただ、勉強はあまり得意ではなく、バドミントンの部活動に明け暮れていました。勝つために試行錯誤をする部活動の経験は、いまの業務にも生きていると思うんですよね。
印刷の仕事をしたいのなら、臨機応変な対応が求められるアルバイト、たとえば接客の経験があると絶対に良いですよ。自分自身、やっておいたらよかったな、と後悔しています。
印刷工場はシフト勤務になっていて、日勤と夜勤があるのですが、勤務を終えると次の勤務まで丸一日あるので、プライベートの時間もしっかりと確保できます。私の趣味はゲームなので、空いた時間にゲームを楽しめるいまの働き方は、自分に合っていると思います。
あと、印刷工場には寡黙な熱血漢のような社員が多く、暗い職場というイメージを抱いている方もいると思いますが、朝日プリンテックについては全く違います。私も入社前はそういうイメージでしたが、フランクに話しかけてくれる先輩が多く、毎日の仕事が楽しいです。
失敗しても「大丈夫」と声をかけてフォローしてくれるので、不安を抱えたまま家に帰ることはほとんどないですね。それに、周りの先輩たちに褒めてもらえると、素直にうれしいです。
まずはいまの仕事を一人前にできるようになりたい。ただ、世の中の変化が激しいので、同じ業務を続けているだけでは、必要とされなくなってしまうことも出てくると思います。だから今後は様々な業務にチャレンジして、いろいろなスキルを身につけていきたいですね。
とくに、印刷の仕事をしていると、機械がトラブルで動かなくなることがあります。そんなときにはメンテナンスができる技術者の方にお世話になります。自分にもそういうスキルがあれば良いなと思うんです。朝日プリンテックには社内に技術があり、日夜トラブル対応をしています。そういうところで機械技術についての知識も深めてみたいです。
山本結
築地工場製作部
2024年新卒入社、愛媛県出身、大卒
築地工場の製作部で、朝日新聞の朝夕刊をはじめとする新聞の印刷をしています。3人一チームで活動しています。
新聞の体裁を合わせたり、きちんと印刷できるように機械を設定したりするポジションがあるのですが、そこで自分の仕事を通じて、きれいに揃っている新聞が完成した時にはとても充実感があります。今までうまくできなかったことが、できるようになっていくことがうれしいですね。
業務の中では大きな機械の操作や、慎重な扱いが求められる薬剤を使用する場面があるので、入念な安全確認が欠かせません。それでも周囲のメンバーに支えられて少しずつ成長を実感しています。
重いものを持つことが苦手で、仕事をはじめたばかりのときにインクをこぼしてしまったことがあります。その時、周りのメンバーが駆けつけ、何も言わずに床に広がったインクを拭いてくれました。失敗したので怒られる、ということはなくて、みんなでフォローし合うことが当たり前みたいな雰囲気で。そうやって仕事を続けていくうちに少しずつ重いものが持てるようになり、できることが増えていきました。
新聞をつくる仕事に興味をもったことが朝日プリンテックに入社を考えたきっかけです。新聞はだいたい毎日同じ時間に届いて、仕事の前だったり、電車の中だったり、それぞれの読者が決まった時間に読むことが多いと思います。そんな日々の生活に溶け込む仕事、日常を支える仕事に強く惹かれました。
以前コンビニで買い物をしたとき、レジで自分の前にいた方が自分が印刷した新聞を購入してくれている場面を見たことがとても印象に残っています。日ごろは自分が印刷した新聞が読者の元に届いていることを意識する場面は少ないのですが、必要としてくれる方の存在を目の当たりにして、いつも時間通りにきちんと新聞を届けたい、という思いがそれまで以上に強くなりました。
朝日プリンテックは大きな会社で様々な部署があるので、いろんなことに挑戦できる職場です。私はいま製作の仕事をしていますが、その経験を積んで営業にもチャレンジしてみたいです。
高いカラー印刷技術は朝日プリンテックの特徴のひとつです。美しい場面や鮮やかな色合いを表現する広告など、自分たちの技術を様々なところに広めていくことが目標です。
私は四国出身ですが、学生時代からファッションにも興味があり、「東京に住んでみたい」という思いがありました。朝日プリンテックは都市部を中心に国内10箇所の拠点があり、首都圏では築地(東京)のほか、川崎市と千葉県船橋市に工場があります。築地に配属されて、念願の東京で新生活を始めたので、休日はおしゃれな服屋さんや美術館巡りを楽しんで、東京生活を満喫しています。
夜勤がある職場ですが、昼勤務の後、次の勤務が翌日の夜勤のシフトに入ることが多いので、日中に自分がやりたいことができますし、仕事だけでなくプライベートも充実させることができますよ。
また、仕事の合間や休憩中に、ほかの部署の女性の先輩方も声をかけてくれるので、息抜きになっています。仕事のことはもちろん、好きな音楽について盛り上がることもあって、話をすることがとても楽しいです。
専門的な知識がない方にもぜひチャレンジしてほしい。特に人と接することが好きな方は向いている仕事だと思います。私は焼き肉店でアルバイトをしていて、お客さんと接することが好きでしたが、その経験がとても役立っていると感じます。
チームワークが大事な職場なので、あいさつは大切にしていますね。先輩や同僚は話しやすい人が多くて、仕事についてもそれ以外でも教わることがたくさんあるので、専門的な知識が全くなくても成長していけますよ。
我妻凛汰朗
東京工程管理部(紙面管理グループ)
2023年新卒入社、神奈川県出身、大卒
編集の現場から届く情報の確認、各印刷工場との連絡窓口、印刷工程の管理などが主な業務で、13人ほどのグループで担当しています。
新聞や印刷の仕事では、業界や社内独自の難しい専門用語が多いので、それらをひとつずつ覚えていくことは大変です。わからない用語を先輩たちに聞いてはメモをとって覚える努力をするのですが、なかなか頭に入らない用語もあります。ただ、そういう難しい用語は、先輩たちもかつてつまずいた用語であることも多いので、繰り返し教えてくれますし、自分でつくったマニュアルを共有してくれる方もいて、本当に助けられています。
わからなかった用語を覚えて、いままでは先輩がやっている姿を横で見ていた自分が、その業務を初めて担当させてもらえたときは、喜びとともに緊張感を覚えます。そうやって少しずつ自分にできる業務が増えていくと、成長していることを実感しますね。
入社前に工場を見学する機会があったのですが、その時の印象は真剣に働いている社員たちの姿が印象に残って、会話の少ない、無機質な雰囲気を感じました。ただ、実際に入社してみると、先輩たちは話しかけやすく、様々なことを教えてくれますし、人との距離が近く、あたたかみを感じられる職場だと感じています。
一度、私が担当した送信物の宛先を間違えて送ってしまって、正しい宛先に修正して送り直したのですが、送り直した後に、送信した内容物が違っていた、という失敗がありました。そのときも先輩たちは笑ってフォローしてくれました。ただ、ちょっとしたミスが業務や品質に大きな影響与えたり、周りに多大な迷惑をかけてしまったりする場合もあるので、それからはどんな業務でもワンテンポおいて焦らずに確認することを心がけています。
少しずつできる業務が増えて慣れてくると、作業に油断が生じてしまうので、基本的なマニュアルを確認しながら作業することが重要です。
仕事の中で楽しいと感じる業務はMIF(ミフ)*のチェック作業です。昔から間違い探しが好きだったので、その要領で確認をするのですが、自分がミスを発見できたときはとてもうれしい。「役に立てた」という思いとともに、自分が引き継ぐ次のシフトのメンバーにも迷惑をかけずに済む。そうやってミスを修正して業務を終えられたときは達成感があります。
*紙面グループで管理している紙面イメージ情報のこと
私は昔からマンガや本を読むことが好きでした。特に荒木飛呂彦さん原作の「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ(集英社)が好きで、毎号欠かさずに読んでいました。そんなマンガや本への興味から印刷に関わる仕事をしたいと考えて、朝日プリンテックを選びました。
近年は情報の授業が必修になっていますが、これから印刷業界を志望するなら、パソコンやITのスキルはしっかりと勉強しておくと良いですよ。特に朝日プリンテックはデジタル媒体で入稿された情報を、最先端のカラー印刷技術で新聞や冊子などにして世の中に送り出しているので、ITスキルがあって困ることはありません。
一方で、意外かも知れないですがメモをとる習慣も役立っています。学生時代に経験したコンビニエンスストアのアルバイトで、メモをとって仕事を覚えていた経験が、いまとても生きていると思います。わからないことは先輩たちに聞いて覚え、わかることが増えていくとうれしいです。
いまの業務でミスをしないようにして、さらに上の段階の作業や難しい仕事を任せられるようになっていきたいです。